今日は弟の学習発表会(おゆうぎ会)でした。
まだ小学4年生の弟。私の半分もない年齢です…10年後を考えたくない。彼が二十歳のとき私は…。
それはさておき、4年生の出し物は音楽劇&合奏でした。前半は「はれときどきぶた」のストーリーを追いながら歌を歌うというものだったのですが……弟の隣の男の子が台詞を言うべく立ち上がり、大きくジェスチャーをしたその瞬間、勢いよくその掌が弟をビンタしたのです。
ばしっ、と音が聞こえたような気がしました。その位すごい勢いだった…。
懺悔します。その時私は吹きました。ぶはっと変な音を立てて笑い転げるのをこらえてました。不肖の姉です。ごめんよ弟今年で10歳。
だって弟の反応が…! 一拍遅れてたんです。一拍遅れて「いった~…」な表情を浮かべたんです。これが笑わいでか。思わぬ罠でした。
しかし本当の罠は終盤に潜んでいました。
最後の出し物は打楽器をふんだんに使った合奏でした。打楽器の中でメインパートを担当するティンパニの男の子が、弟の学年で一番モテる子(女子にも男子にもお母様ズにも/笑)だと聞いていたので、ちょっと注目してみると…成程確かにカッコイイ。スティックを構える姿もかなり様になっているし、演奏も小学生でこれだけ弾けるというもは中々のものかと。……しかもものっそい爽やかな笑顔で瞳きらきらさせながら弾いてましたよ、奥さん。思わず萌えを感じてしまったじゃないか。
しかし私にとって今日の主役はマイブラザー。ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)のパートリーダーを務める我が弟に視線を戻した、その時でした。
ほら、ピアニカって吹き口があるでしょう? 長い白い筒状の。あれの片端を本体に差し込んで、もう一端に息を吹き込んで鳴らすでしょう? その吹き口が…
ぽろりと本体から抜けたんです。
弟よ、そこで何故にさりげなく元に戻さなかった。その時点ではまだ殆どの人がお前に注目していなかった筈だぞ。
そうです、ある意味ものすごく感情に正直なマイブラザー、とんでもない反応をしたんです。本当に、何故にそこまでする必要があったんでしょう…。
彼は…
左手で抜け落ちた吹き口を高々と掲げ、どんぐりまなこと口をこれでもかと大きく広げてみせた
のです、ハイ。
もう心の声が聞こえてきましたよ。 「はぅあっっっ!!」 って。
そんな反応するもんだから、その後ちゃんと冷静に吹き口を戻して、大してタイムロスすることもなく弾き続けられたのに、むしろよくやったと誉めてやるべきなんだろうに…笑いのタネにされちゃうんだよ。
4年生の出し物が終わってすぐ、知り合いの父兄の方に言われましたよ。
「○○くん、すごかったねー。ウケた~!」 (←博多弁で想像して下さい)
はい、そうですね。でも本人至って真面目なので本人の前では言わないであげて下さいね。
とか言いつつ、帰る途中、人通りのない道を歩きながら父親と二人こらえきれない衝動に横隔膜を振るわせた薄情な姉です。本当にゴメンよ、弟。まだ笑い止まらないわ。←かれこれ1時間以上
とりあえず弟が帰るまでに思い出し笑いを抑えられるようになっていたいです。
あとWiiの似顔絵で弟そっくりのキャラ作らなくっちゃ。学習発表会で頑張ったら作ってあげる約束だったんです。
明日版画で繊細な作業をせねばなのに…途中でまた笑いの発作に襲われたらどうしよう……。
結局家族分作ってしまった似顔絵たち
父親
母親
そして弟
どれもそっくりとの評判。
管理人の似顔絵はお母様作です。
管理人
…目が光に弱いので色付きめがね常備です。前髪だけエアリスです。
その他はあんまり似てないと思うのですが…どうなのでしょう?(微私信)
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