卒業制作で「パンドラの箱」を描いています。
開いちゃった箱と、ありとあらゆる負の感情の象徴的な影と、希望っぽい光で構成しているんですが、
いつの間にか影がゴブリンみたいな形になってました(笑)。
面白かったので、そのまま描き込んでます。怖いのに愛嬌があって、何か可愛いですww
さて、描き込むに当たって、改めて「パンドラの箱」について考えてみました。
元々は箱じゃなくて、甕(または壺?)だったという説もあるんですが、
甕では絵にならないので、ここは箱で(汗)。
まず箱の形。
開けちゃダメって言われても開けたくなっちゃう魅力的な箱だった筈…だから曲線が何処かにあったに違いないと思うんですよね。
蓋の部分がドーム状に丸くなってる形状にしてみました。
次に箱の模様。
時代とかのイメージで行くと、組み木細工なんですけど、それだと
ギリシャ神話というより古事記の雰囲気になっちゃいそうだったので、唐草模様にしてみました。
水色の地に、金の細い線でびっしり。模様だけで丸一日かけましたことよ…!
見たか俺の根性(笑)!!
そして箱のその後。
これは絵には関係ないですけど、考えれば考えるほど気になってきました。
数ある中から、一番ポピュラーな『最後に希望が残った』説に基づいてのことですが、この場合、結局は希望も人間たちの間に飛び去った筈なんです。
だって負の感情だけに支配されちゃってたら、『
世界は滅びてしまいました。めでたしめでたし(爆)』ってなっちゃいますもん(汗)。
だから、箱は
最終的に空っぽになるんですよね。
じゃあ
役目を終えた箱はどうなったのか???
それがいくら調べても分からなくて、色々と推論を立ててみました。
パンドラが捨てたとか、大事に保管されたとか、希望が飛び去ると同時に消えてしまったとか。
うーむ。どうなんでしょう(汗)?
どなたかご存知だったら教えてください!
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